▊ 平成26年度事業報告

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▊ 平成26年度事業報告 1.極地研究に関する国際交流及び現地調査等への援助 第56次南極地域観測隊に対し、公益財団法人エリザベス・アーノルド富士財団から、南極調査への研究助成として公益財団法人日本極地研究振興会が交付を受けた冷凍パン類を、贈呈した。(評価額283,993円) 2.南極観測隊に同行して南極から青少年教育を行う教育への助成 (1)第56次南極地域観測隊夏隊に同行して、南極からテレビ授業を行うとする国立極地研究所のプロジェクトに参加した公立小学校及び私立高等学校各1名の教員派遣につき、当財団理事長が国立極地研究所の審査に委員として加わるとともに、その費用として、国立極地研究所〈所長白石和行氏〉に助成を行った。(1,568,400円) 3.南極観測事業その他(極地研究成果の普及)に関する事業 3-1. 会誌「極地」99号〈72頁〉を発行し、維持会員及び賛助会員に配布するとともに、国内外の研究機関との印刷物交換として贈呈し、関係行政機関にも参考資料として贈呈した。また、第56次南極観測隊員及び観測隊同行者へ資料として配布した。 3-2. 以下の講演会等に講師を派遣し、極地に関する研究および観測の成果等の普及に努めた。 (1)公益財団法人文教協会の文教講演会において、我が国南極観測の歴史について講演(平成26年10月18日) (2)埼玉県三郷市の立正大学主催の成人教室において、国際協力による南極観測の成果と意義、極地研究の重要性について講演(平成26年10月25日) 3-3.国立極地研究所および日本学術会議共催の「第11回中高生南極・北極フォ-ラム開催に当り、財団理事長が審査委員会委員として参加するとともに、優れた発表に対して褒賞メダルを授与した。 3-4.財団発行の南極カレンダー2015年版について、1964年12月8日の財団 発足、および1962年2月8日昭和基地一旦閉鎖後1965年12月31日昭和基地到達による観測再開を踏まえた編集を行い、前年同様南極探検・観測小史としての改訂を行い、適切な解説を加え、外国への提供分については英文を付するなどして、国内外に広く頒布し、南極の知見に普及に努めた。 4.南極・北極科学館の管理・運営 国立極地研究所の「南極・北極科学館」において、同研究所の依頼に基づき、ミュージアムショップの運営を継続し、観測に際してえられたオリジナル画像を用いた絵葉書、財団が作成した南極および北極の地図や図書の販売、多様な出版社が刊行した図書の委託販売などを行って、極地情報の普及の一助とし、かつ財団職員の南極観測経験者を配置して、来館者との対話により、一層の知識普及の効果向上を目指しつつある。 財務資料
pdf平成26年度財産目録(PDF)
pdf平成26年度正味財産計算書(PDF)
pdf平成26年度正味財産計算書内訳表(PDF)
pdf平成26年度貸借対照表(PDF)