(公財)日本極地研究振興会常務理事 福西 浩
南極観測船・砕氷艦しらせは11月12日に南極に向けて出航しますが、そのための準備として8月~10月に総合訓練を実施しました。総合訓練の内容は、①各種部署訓練、②航空機発着艦訓練、③観測関係者への艦上訓練支援などです。総合訓練のために「しらせ」は国内を巡行し、船橋港、仙台港、八戸港、酒田港、長崎港、神戸港、名古屋港の7か所に寄港しました。 総合訓練の寄港地ではいろいろな行事が行われますが、中でも「しらせ一般公開」は、南極観測船・砕氷艦しらせの乗船体験ができる機会なので、すごい人気です。どの寄港地でも5,000人以上の人が詰めかけました。公益財団法人日本極地研究振興会は、しらせ一般公開の参加者に南極の自然や南極観測を知ってもらうために、財団が制作した南極大陸地図、南極カレンダー、総合誌「極地」、クリアファイル(しらせ、昭和基地、オーロラ、ペンギン、南極地図)等を販売し、好評でした。
船橋港に入港した2代目しらせ(AGB 5003) |
船橋港に係留されている初代しらせ(SHIRASE) |
2代目しらせ(AGB 5003) |
手前が「しらせ」、奥が「SHIRASE」 |
SHIRASE |
船橋港に入港した「しらせ」 |
「しらせ」ヘリ格納庫 |
しらせ記念品コーナーに詰めかけたたくさんの人たち |
しらせの飛行甲板での展示 |
南極の氷山氷に触れてみる |
しらせ記念品コーナーの端に設けられた日本極地研究振興会のコーナー |
南極大陸地図、クリアファイル、総合誌「極地」、雪上車ペーパークラフト等を提供 |
子供たちが7種類のガチャ玉から1つを選ぶ |
仙台港の高松埠頭に停泊した「しらせ」 |
仙台港の高松埠頭に停泊した「しらせ」 |
ヘリ格納庫のしらせ記念品コーナーもにぎわいました |
酒田港に入港した「しらせ」 |