平成30年度しらせ総合訓練と一般公開の紹介

(公財)日本極地研究振興会常務理事 福西 浩

 第60次南極地域観測協力のために11月12日に南極に向けて出航する南極観測船・砕氷艦しらせは、8月~9月の期間に総合訓練を実施しました。総合訓練の内容は、①各種部署訓練、②航空機発着艦訓練、③観測関係者への艦上訓練支援です。当初の計画では、総合訓練期間の土日に、清水港、横浜港、苫小牧港、新潟東港、博多港、高松港の6港で一般公開を実施することになっていました。
 しかし苫小牧港入港予定日の前日の9月6日に最大震度7の北海道胆振東部地震が発生し、一般公開は中止となりました。「しらせ」は急遽9月7日から12日まで苫小牧港に停泊し、災害救援活動を行いました。さらに大型台風24号が西日本を縦断したために9月29日~30日に計画された高松港での一般公開も中止となってしまいました。苫小牧港と高松港で「しらせ」の見学を楽しみにしておられた方々にはとても残念な結果になってしまいましたが、清水港、横浜港、新潟東港、博多港の4港では予定どおり実施されました。
 しらせ一般公開は乗船体験ができる貴重な機会なので、4寄港地の新聞やテレビでも大きく報道され、どの寄港地でも5,000人以上の参加者がありました。日本極地研究振興会は昨年度に引き続いてしらせ一般公開見学者に南極の自然や南極観測の内容を知ってもらうために、財団が制作した南極大陸地図、南極カレンダー、南極と北極の総合誌「極地」、クリアファイル(しらせ、昭和基地、オーロラ、ペンギン、南極地図)等を販売し大変好評でした。

平成30年度しらせ総合訓練での寄港地

清水港に入港した「しらせ」

清水港でのしらせ一般公開風景(平成30年8月25日)

飛行甲板に展示された南極の石

南極の氷に触れる子供たち

ヘリ格納庫でしらせ記念品の販売

5003人目の乗艦者に艦長から記念品が贈呈される

公益財団法人 日本極地研究振興会の販売コーナー

日本極地研究振興会の販売コーナーを訪れた見学者

「しらせ」の清水港来港を記念して清水マリンターミナルで「清水海洋展」が開催された。

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