2016.07.28新しい「南極大陸地図」が刊行されました

  新南極大陸地図の特長 新しい「南極大陸地図」が1000万分の1の縮尺(1センチが100km)で(公財)日本極地研究振興会から刊行されました。サイズは折りたたんだ状態でA4サイズ、広げるとA1サイズ(594×841)です。定価は、「本体2000円+税」です。 この地図は、南極研究科学委員会(SCAR)の最新南極デジタルデータベースを用いて作成され、以下の特長を持っています。どうぞご活用ください。 1) 現在南極大陸にあるすべての科学観測基地・拠点、飛行場、歴史的な観測基地の合計111か所の位置を分類して表示。内訳は、通年観測基地 41、夏期のみ使用基地・拠点 57、歴史的な観測基地 9、通年観測基地以外にある飛行場 4。 2)100メートル間隔の等高線によって南極大陸氷床の頂上部(ドーム)、稜線構造、氷河流域構造を明瞭に表示。 3)露岩地域、山脈、主な山岳とその標高、棚氷、氷河を鮮明に表示。 4)南極大陸を取り巻く南極海の水深を500メートル間隔で表示。 5)南磁極と南磁軸極の1900年~2020年の120年間にわたる移動軌跡を表示。 6)アムンセン隊、スコット隊、白瀬隊などの歴史的探検隊のトラバースルートを表示。 7)昭和基地周辺域は100万分の1の縮尺で拡大して表示。 8)南極大陸の誕生、氷床と基盤地形、氷河・棚氷・氷山・海氷、山脈・最高峰・火山、南極大陸の4つの極、南極海・海流、特徴的な地形の解説を掲載。  

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