当財団は、1973年の国立極地研究所の設立以来、密接な連携をとりながら南極地域観測事業の支援をはじめ、極地での研究・教育活動の推進、研究成果等の普及・啓発を行ってきました。2009年に出発した第51次南極地域観測隊からは、極地研究所と当財団とが主催して「教員南極派遣プログラム」を開始し、既に20名以上の小中高校の教員の方々が昭和基地から南極授業を実施しています。また、2010年に開館した「南極・北極科学館」のミュージアムショップの管理運営を行い、南極カレンダーや極地に関する書籍や地図・絵葉書等の販売を行っています。これまで、このような包括的な連携に関して正式な協定がなかったので、今後の連携を円滑に進め発展させるため、今回協定書を締結することとし、11月1日に発効しました。