2016.10.11メールマガジン第7号が発行されました

メールマガジン読者のみなさまへ メールマガジンをご愛読くださいまして、ありがとうございます。 ■メールマガジン第7号が発行されました。 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4212 第7号の最初の記事は、南極の昭和基地に滞在中の樋口和生越冬隊長からのたよりです。昭和基地がある東オングル島の周りの海氷が10年ぶりに流出した自然の驚異を語ります。 2番目の記事は、シリーズ「極地からのメッセージ」第6回で、朝日新聞社会部記者の中山由美さんが、「北極で地球を、宇宙を見る~北極圏ノルウェーを訪れて②」で、トロムソの観測施設を紹介します。 3番目は、シリーズ「南極・北極研究の最前線」第7回で、国立極地研究所助教 の菅沼悠介さんが、地球最後の磁場逆転が定説より約1万年若い約77万年前である可能性が高いことを明らかにした興味深い記事です。 4番目は、南極観測60周年を記念して、当財団の福西浩理事が自分の研究の足跡をたどりながら「永田武先生から学んだもの」について語ります。 5番目は、シリーズ「南極観測隊の生活を支える技術」第7回で、国立極地研究所極地工学研究グループの石沢賢二さんが、「南極基地での廃棄物と汚水の処理」を紹介します。南極の環境と生態系の保護・保全に関しては、「環境保護に関する南極条約議定書」が締結されており、厳しい規制が課せられています。 最後は、シリーズ「南極観測隊エピソード」第6回で、元朝日新聞社会部記者の柴田鉄治さんが「南極観測と朝日新聞その6」として、「生きていたタロ、ジロ」の物語です。 お楽しみください。 ○メールマガジン第7号目次(http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4212) 1.シリーズ「昭和基地だより」第2回 10年ぶりに流れた海氷 第57次南極地域観測隊 越冬隊長 樋口和生 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4216 2.シリーズ「極地からのメッセージ」第6回 北極で地球を、宇宙を見る~北極圏ノルウェーを訪れて② 朝日新聞社会部記者 中山由美 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4226 3.シリーズ「南極・北極研究の最前線」第7回 地球最後の磁場逆転は従来説より1万年以上若かった 国立極地研究所助教 菅沼 悠介  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4233 4.南極観測60周年を振り返って~永田武先生から学んだもの 日本極地研究振興会常務理事 福西 浩 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4246 5.シリーズ「南極観測隊の生活を支える技術」第7回 南極基地での廃棄物と汚水の処理 国立極地研究所極地工学研究グループ 石沢 賢二 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4267 6.シリーズ「南極観測隊エピソード」第6回 南極観測と朝日新聞その6 生きていたタロ、ジロ 元朝日新聞社会部記者 柴田鉄治 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4288 ■2017年版南極カレンダーのご案内 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=3939 当財団では、南極探検・観測の歴史と南極観測事業から得られた研究成果を広く社会に知ってもらうために、探検・観測・研究上の重要な出来事を記載した南極カレンダーを毎年制作しています。 2017年版は、第56次および第57次南極地域観測隊の隊員が撮影した最新の写真を使用して、南極観測隊の活躍と南極の自然の美しさをお届けします。写真で見られる自然現象や南極地域観測隊の活動に関するわかりやすい解説記事も掲載しています。定価は1部1,000円(税込)です。ホームページのバナー「南極カレンダー」から購入できます。ぜひご活用ください。 ■南極&北極の魅力講演会シリーズのご案内 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4013 地球上で最も原生的自然環境が残された南極や北極。最近、南極や北極を訪れる観光客が急増しています。そこで新しく、南極・北極ツアーに参加してみたいと考えておられる方を対象にした講演会シリーズ(隔月開催)を企画しました。第7回は、2016年10月22日(土)13:00 − 15:10に(株)日本印刷会館で開催されます。テーマは、「南極と北極から見る世界」で、講師は榎本浩之さん(国立極地研究所教授)と中山由美さん(朝日新聞社会部記者)です。 講演会のご案内と申し込みは日本極地研究振興会のホームページのバナー「南極&北極の魅力講演会」に掲載されています。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。 ■南極と北極の総合誌『極地』の刊行 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=3031 南極・北極地域は、サイエンスのフロンティアとしてだけでなく、地球温暖化の影響が最も敏感に現れる地域として、また国際関係、経済活動、観光、地球環境の保護・保全の面でも世界の関心が急速に高まっています。こうした最近の新しい動きを社会に広く知ってもらうために、会誌『極地』を「南極と北極の総合誌」としてリニューアルしました。オールカラー印刷で、図や写真を豊富に掲載し、視覚的にも楽しい雑誌となりました。 定価は「本体1000円+税」です。ホームページのバナー「南極と北極の総合誌『極地』」からご購入できます。 リニューアルした『極地』の感想をホームページの「お問合せ」にぜひお寄せください。「読者の声」として掲載します。 ■「新南極大陸地図」の刊行 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=210 南極研究科学委員会(SCAR)の最新デジタルデータベースを用いて1000万分の1の新しい「南極大陸地図」を作成し刊行しました。100メートル間隔の等高線、高精度の露岩地域の表示など、南極大陸の地形構造が鮮明に表現されています。また、現在の南極大陸のすべての科学観測基地・拠点、飛行場、歴史的な観測基地の合計111か所が記載されています。定価は「本体2000円+税」です。 ホームページのバナー「出版物・地図」から購入できます。ぜひご利用ください。 ===================== 公益財団法人日本極地研究振興会 メールマガジン係 info@kyokuchi.or.jp =====================

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