極地辞典

南極から考える地球の未来
氷床(ひょうしょう)

広い土地をおおう、厚い氷のことを氷床といいます。南極大陸の氷床の平均はなんと2200m!約2kmもあります。北極の近くのグリーンランドでも氷床をみることができます。

☑地球温暖化(ちきゅうおんだんか)

人間活動が活発になったり人口が増加したりなどにより、二酸化炭素などの「温室効果ガス」が大気中に放出され 地球全体の平均気温が高くなることを言います。

人工衛星(じんこうえいせい)

宇宙から、陸地や海を観測します。災害対策や温暖化などの課題解決に貢献 (こうけん)しています。

地殻変動(ちかくへんどう)

地殻とは、かんたんに言うと「地球の表面」のこと。その地殻にさまざまな力が加わり、長時間にわたって移動する現象を地殻変動といいます。

南極条約(なんきょくじょうやく)

南極を平和的な目的のためだけに使うように定めた条約(かんたんに言うと約束)のこと。
軍隊の基地を作るなど、戦争のために利用をしてはいけません。原爆や核実験なども禁止、また、危険なゴミを捨てることも禁止しています。 また、南極はどこの国にも属(ぞく)していませんよね。それを、自分の国の領土(りょうど)だと言うことも禁止しています。

露岩地域(ろがんちいき)

南極大陸といえば雪と氷の世界というイメージがありますが、氷床から岩がむき出しになっている場所もあります。この場所を、露岩地域といいます。コケなどの生物がみられます。地面が雪や草木におおわれることなくむき出しになっているため、、生物や地質等の研究・観測を行うための絶好の地域となります。

北極から考える地球の未来
極地(きょくち)と極域(きょうくいき)

どちらも同じような意味ではありますが、細かく言うと少し違いがあります。
一般的に「極地」とは、南極と北極のことを言います。「極域」は、もう少し範囲を広めて、南極であればその周辺の海、北極であればグリーンランド全域とその周辺の海を含めていることが多いです。
・・・同じような意味だけど、色々ないい方があるんだなと分かってくれればOKです。

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▼ もっとくわしく

地球は、地軸(上の図)を中心に回っています。極地(極域)は太陽からもらうエネルギーが少なく温まりにくい場所にあります。地軸が傾いているので、1日中太陽がでないときもあります。雪が降り、水も凍(こお)ります。積もった雪がとけずに残ると氷河になり、大陸の上では氷床(ひょうしょう)ができます。このような雪・氷がある極地(極域)が、地球全体の気候や環境に大きく影響しています。そして、地球上で最も温まる場所である赤道・熱帯域から熱が運ばれ大気や海の大きな流れを作り出す役割をしています。

流氷(りゅうひょう)
海に浮かび漂(ただよ)っているしている氷のこと。
極渦(きょくうず)

北極、南極の上空の大気が冷やされ気圧が下がり、ジェット気流の大きな渦をつくる現象

ジェット気流
上空10,000m前後で吹く強い西風のことをいいます。広い意味で偏西風のことです。特に冬の時期に100m/秒(時速に言い換えると300km以上!)に達することもあります。

成層圏(せいそうけん)とオゾン層

大気区分の一つ。私たちが生活しているところから、11kmくらいのところまでを対流圏(たいりゅうけん)、その上を成層圏といいます

この成層圏には、「オゾン層(そう)」があります。 私たちの生活にはなくてはならない太陽ですが、太陽の光には有害な紫外線(しがいせん)が含まれています。 その紫外線を吸収してくれるのがオゾン層です。

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オゾンホール

フロンなどの化学物質によって、オゾン層がこわれてしまいます。 オゾン層がうすくなって、穴(ホール)のようにみえる場所があります。この穴のことをオゾンホールといいます。

地球温暖化とは
二酸化炭素(にさんかたんそ)
モノを燃やすと出る気体が二酸化炭素。料理をするときにガスを使ったり、自動車でガソリンを使ったりすると二酸化炭素がでます。火力発電なども燃やしているので当然二酸化炭素がでます。
温室効果(おんしつこうか)

二酸化炭素やメタンなどは、宇宙空間に放出される赤外線エネルギーを吸収し、地上に向けて再放出して地球を温めます。(熱を逃がさない)この現象を、温室効果といいます。二酸化炭素やメタン以外にも、水蒸気や雲も再放出します。

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棚氷(たなごおり)

陸上の氷河または氷床が海に押し出され、そのまま割れずに海に浮かんだ部分。

海洋大循環(かいようだいじゅんかん)

海の水が、めぐりめぐって元の所へもどること。風や水温、塩分濃度(こさ)によって起こる