南極と北極の総合誌「極地」 第57巻第2号(通巻113号)

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令和3年9月発行

今回の特集では「日本の南極観測隊の通信、ネットワークの変遷」を取り上げました。1981年までは短波通信のみで、私用通信を担っていました。
衛星通信が導入されると電話やファックスが使えるようになったが、始めの頃は料金が高く、越冬中の家族との通話で年間 100 万円以上も支払った隊員もいました。2004 年には、インターネットの常時接続が実現!パソコンの前で仕事をしている間は南極に居ることを忘れるほど便利になりました。それぞれの設備を導入した担当者や利用者による現場の話を交えた記事もあり、とても貴重な記録となっています。

また、元北大生で卒業までの 2 年近く北大植物園でタロの散歩など世話をしていた中村崇治郎様から「南極犬タロの思い出」のエッセイと貴重なタロの写真を寄せていただきました。「タロのその後の様子が子ども達に少しでも伝える事が出来れば嬉しいです。」とのお便りもいただきました。

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