南極と北極の総合誌「極地」 第59巻第2号(通巻117号)

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令和5年9月発行

今号では「ロシアによるウクライナ侵攻と極域国際協力のゆくえ」と題して現在関心の高い時事問題を特集しました。南極条約協議国会議や北極評議会等の国際政治の観点から、また南極観測の実施現場での影響等、合計8本の記事・コラムにより、極地をめぐる国際関係を多角的に論考しています。また、本年9月29日に国立極地研究所が創立50周年を迎えるのに合わせ、所長による巻頭言、歴代所長他元極地研教職員による座談会から「極地研の50年」と題した記事も掲載しています。教員南極派遣プログラムにより、昭和基地から「南極授業」を実施した高校美術および小学校のお二人の教員による報告、ジュニア会員向けの「極地の不思議」では、「内陸旅行への招待」として昭和基地から南極大陸奥地へ雪上車での生活を続け、未知の地域に調査に向かう旅行の魅力、楽しさを語っています。

目次

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教員南極派遣プログラムとして第64次隊に同行された先生の手記を公開中!

本誌にはこの他、極地に関わる方々の生きた文章を多数掲載しております。

アートを通して南極とつながる(小松俊介先生)

『人』とともに学ぶ(野田 豊先生)