【2023年度】南極・北極SDGs探究学習コンテスト
※クリックすると拡大します
解説
南極・北極〇×クイズ
③北極も南極も大陸である ④北極の真ん中は海である
「南極大陸」とはいいますが、「北極大陸」とはいいません。 北極は北極域とよばれ、“域”とはその周辺の地域をさします。 南極は氷の下に陸があるのに対し、北極は海の上に氷が浮かんでいるのです
⑤南極にも昔、恐竜がいた
南極大陸は今から約1億8000万年前までは、ゴンドワナ大陸と呼ばれる、とても大きな大陸の一部だったと言われています。 その後、ゴンドワナ大陸が割れて、約4000万年前に南極点をほぼ中心とした大陸となったとのこと。1991年に、南極大陸で恐竜の化石が発見され、「クリオロフォサウルス」と名付けられました。”冷たいトサカをもつトカゲ”という意味で、南極で発見されたことより”冷たい”という言葉が付け加えられたようです。
⑦南極にも学校の先生がいる
昭和基地には小学校や中学校などの学校はありませんが、極地の科学や観測に興味をもつ現職の学校教員を昭和基地へ派遣する「教員南極派遣プログラム」を行っています。毎年2名ほどの先生を派遣し、南極から授業を行ったり、帰国後は講演などを行っています!
提供:国立極地研究所 撮影:JARE64 中川潤
⑧昭和基地は日本の土地である ⑨南極で野菜を栽培できる ⑩南極に動物をつれていってよい
南極はどこの国のものではないことを、「南極条約」で決めています。
また、南極では土壌の持ち込みは禁止されているので、土を耕して育てる野菜は作ることはできません。しかし、水や肥料だけで作れる水耕栽培であれば育てることはできます。ただし、食用に限定し少量であること、種子は環境省に申請し許可を得る必要があります。
南極といえば、カラフト犬のタロとジロが有名ですが、現在は南極独自の生態系に影響を及ぼす可能性があるため動物を連れていくことはできません。