メールマガジン読者のみなさまへ
メールマガジンをご愛読くださいましてありがとうございます。
■メールマガジン第13号が発行されました。
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6479
1957年1月に開設された南極・昭和基地の規模は年々拡大し、南極大陸の中でも最大級の通年科学観測基地へと発展しました。毎年新たに派遣される南極観測隊員が昭和基地の諸設備の整備・維持と調査・観測・研究活動を担っています。
こうした活動は多くの企業の不断の努力によって支えられています。このことを広く社会に知ってもらうためにシリーズ「日本の南極地域観測事業を支える企業たち」を連載しています。本号では、ヤンマー株式会社、株式会社日立製作所、いすゞ自動車株式会社の3社が登場します。これらの企業から参加した第59次南極越冬隊員にインタビューしました。彼らはいま昭和基地で越冬生活を送っています。
1番目の記事は、シリーズ第4回「ヤンマー株式会社~昭和基地の電力を守るディーゼル発電機」です。昭和基地を維持するための電力と熱を作る仕事を紹介します。
2番目の記事は、シリーズ第5回「株式会社日立製作所~昭和基地の生活インフラを担う」です。ディーゼル発電機に加え、太陽光発電設備や風力発電機などを保守・運用する仕事を紹介します。
3番目の記事は、シリーズ第6回「いすゞ自動車株式会社~昭和基地の車両をメンテナンスする」です。昭和基地で使用されている多数の車両を整備・運用する仕事を紹介します。
4番の記事は、シリーズ極地からのメッセージ第11回「南極点無補給単独徒歩到達に成功!~次は北極点無補給単独徒歩到達に3度目の挑戦だ」で、北極冒険家の荻田泰永さんが南極と北極での挑戦について熱く語ります。
5番目の記事は、シリーズ南極観測隊の生活を支える技術第13回「内陸氷床上基地の高床式建物とその維持―その2 2000年以降の新しい考え方」で、国立極地研究所極地工学研究グループの石沢賢二さんが、南極大陸内陸部の雪面にどのようにして建物が建設され、どのようにして維持されているかを紹介します。
6番目の記事は、元朝日新聞社会部記者の柴田鉄治さんのシリーズ「南極観測隊エピソード」第12回「南極観測と朝日新聞その12 7次隊の帰途にあったこと、その1」で、第7次南極地域観測隊が閉鎖されていた昭和基地を再建する任務を終了した後の出来事を語ります。
○メールマガジン第13号目次
1.シリーズ「日本の南極地域観測事業を支える企業たち」第4回
ヤンマー株式会社~昭和基地の電力を守るディーゼル発電機~
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6486
第59次南極地域観測隊員インタビュー
越冬隊員 尼嵜慶次
2.シリーズ「日本の南極地域観測事業を支える企業たち」第5回
株式会社日立製作所~昭和基地の生活インフラを担う~
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6544
第59次南極地域観測隊員インタビュー
越冬隊員 船木 覚
3.シリーズ「日本の南極地域観測事業を支える企業たち」第6回
いすゞ自動車株式会社~昭和基地の車両をメンテナンスする~
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6556
第59次南極地域観測隊員インタビュー
越冬隊員 関根 和昭
4.シリーズ「極地からのメッセージ」 第11回
南極点無補給単独徒歩到達に成功!
~次は北極点無補給単独徒歩到達に3度目の挑戦だ~
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6563
北極冒険家 荻田泰永
5.シリーズ「南極観測隊の生活を支える技術」第13回
内陸氷床上基地の高床式建物とその維持
その2 2000年以降の新しい考え方
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6569
国立極地研究所極地工学研究グループ 石沢 賢二
6.シリーズ「南極観測隊エピソード」第12回
南極観測と朝日新聞その12
7次隊の帰途にあったこと、その1
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=6596
元朝日新聞社会部記者 柴田 鉄治
■南極&北極の魅力講演会シリーズのご案内
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4013
地球上で最も原生的自然環境が残された南極や北極。最近、南極や北極を訪れる観光客が急増しています。そこで南極・北極の自然に関心がある方や南極・北極を訪れてみたいと考えておられる方を対象にした講演会シリーズを隔月で開催しています。
第16回は、「南極観測隊のしごと」というテーマで、2018年5月19日(土)10時00分~12時10分に日本印刷会館(中央区新富町)で開催されます。第57次南極越冬隊の源泰拓さんが「オーロラ観測と生活」というタイトルで、最近の南極・昭和基地での観測と生活を紹介します。また国立極地研究所の石沢賢二さんが、「設営と生活技術の変遷」というタイトルで、1957年1月の昭和基地開設から今日まで、60年にわたる変遷を紹介します。
日本の南極観測と南極の自然を知る貴重な機会です。ぜひおいでください。お申込みはホームページのバナー「南極&北極の魅力講演会」で受け付けています。
■南極と北極の総合誌『極地』106号(オールカラー印刷)が発行されました。
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=3031
オーロラに情熱をささげる研究者と写真家がさまざまな立場からオーロラの謎と魅力に迫ります。オーロラの素晴らしいカラー写真が多数掲載されており、オーロラに関する画期的な企画です。ぜひお楽しみください。
1.「オーロラの謎と魅力」まえがき
片岡龍峰(国立極地研究所准教授)
2.人生をかけてオーロラを追う
八重樫あゆみ(写真家)
3.オーロラの調べ
KAGAYA(プラネタリウム映像クリエーター・CG作家)
4.江戸時代の人々が見たオーロラ
岩橋清美(国文学研究資料館特任准教授)
5.オーロラ爆発(回想)
赤祖父俊一(アラスカ大学国際北極圏研究センター名誉教授)
6.地球のてっぺんからオーロラを見る
細川敬祐(電気通信大学情報理工学研究科准教授)
7.オーロラに魅せられてー4度の南極・昭和基地での宙空圏観測を振り返る
梅津正道(第32次、48次、50次、57次南極越冬隊員)
8.惑星や月のオーロラから分かること
垰 千尋(情報通信研究機構電磁波研究所研究員)
9.オーロラ観光の楽しみ方
福西 浩(東北大学名誉教授)
定価は「本体1000円+税」です。(公財)日本極地研究振興会のホームページからご購入できます。
■新規会員募集
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=31(入会のご案内)
当財団は、平成25年4月の公益財団法人への移行を機に、“南極・北極域を活動対象とした唯一の公益法人”として、一般向け南極と北極の総合誌『極地』の刊行、メールマガジンの発行、最新の南極・北極地図の刊行、講演会シリーズの開催、各種イベントへの開催、南極観測船・砕氷艦しらせ一般公開での広報活動など広範囲な活動を展開しています。
これらの活動は会員の皆様のご協力とご支援によって行われています。当財団の活動にご理解とご賛同をいただき、ぜひ入会くださるようお願い申しあげます。
■第60次南極地域観測隊記念品販売予定の案内
当財団は、南極観測隊の活動を広く社会に知ってもらうために、毎年その年に出発する観測隊の記念品を制作し、販売しています。
本年は、第60次隊のロゴを入れたオリジナルデザインで、Tシャツ、ポロシャツ、タオル、手ぬぐい、ワッペン、ステッカー、マグネット、ピンバッチ、観測ノート、キャンバス地バッグ、ネクタイピン、ストラップ、保冷タンブラー、ショットグラス、ジッポライターなどを制作する予定です。
この記念品をメールマガジン読者の皆様にもご購入できるように本年度から希望者にカタログをメールでお送りします。南極観測隊の活動を応援するためにぜひご購入ください。
*記念品カタログ希望者は日本極地研究振興会のホームページの「お問合せ」からメールでご連絡ください。
・カタログ発送予定:平成30年8月末
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公益財団法人日本極地研究振興会
メールマガジン係
info@kyokuchi.or.jp
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