第1次南極観測隊で見た幻のほうおう座流星群に58年ぶりに再開
東京大学名誉教授 中村 純二 私、中村は、我が国南極観測隊の夜光・極光観測隊員に選ばれ、第1次、第2次、第3次隊に参加した者です。 観測船「宗谷」で昭和基地まで3度往復したわけですが、「宗谷」船上では夜光観測を行い、第3次に昭和基地で1年間越冬した時には、極光、すなわち「オーロラ」の観測を行いました。 月のない夜でも、空が晴れていれば星あかりにより、ある程度野道でも歩くことが出来ます。しかし全天の
日本極地研究振興会のWEBマガジン
東京大学名誉教授 中村 純二 私、中村は、我が国南極観測隊の夜光・極光観測隊員に選ばれ、第1次、第2次、第3次隊に参加した者です。 観測船「宗谷」で昭和基地まで3度往復したわけですが、「宗谷」船上では夜光観測を行い、第3次に昭和基地で1年間越冬した時には、極光、すなわち「オーロラ」の観測を行いました。 月のない夜でも、空が晴れていれば星あかりにより、ある程度野道でも歩くことが出来ます。しかし全天の
ーシリーズ「極地からのメッセージ」第1回ー 犬ぞり北極探検家 山崎 哲秀 一笑せずに耳を傾けて頂きたい。「グリーンランド極北域およびカナダ極北域に、我が国における観測拠点を設営したい」 この目標が確固たるものになったのは、第46次南極地域観測隊に越冬隊員として参加させて頂いてからだった。日本の南極観測が、世界でもトップクラスの調査 として大体的に実施されているのをこの目でみて、その歴史と規模の大き