2018.10.26メールマガジン第15号が発行されました

メールマガジン読者のみなさまへ メールマガジンをご愛読くださいましてありがとうございます。 ■メールマガジン第15号が発行されました。 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7367 ○メールマガジン第15号目次 1番目の記事は、シリーズ「南極観測隊員が語る」第8回で、第59次南極地域観測隊・越冬隊の内田ヘルベルト陽仁さんへのインタビュー記事「オーロラの新たな謎に挑む」です。内田さんは現在昭和基地でオーロラ観測を行っています。インタビューは南極に出発される直前の昨年10月に行いました。なぜオーロラを研究しようと思ったのか、自分の夢を語ります。 2番目の記事は、シリーズ「南極観測隊員が語る」第9回で、第59次南極地域観測隊・越冬隊で調理を担当する北島隆児さんと三原光司さんへのインタビュー記事「南極越冬隊員の一番の楽しみは食事」です。北島さんと三原さんは現在昭和基地に滞在中です。インタビューは南極に出発される直前の昨年10月に行いました。 3番目の記事は、シリーズ「極地からのメッセージ」第12回で、冒険家で現在はNIKI Hills総支配人をされておられる舟津圭三さんが、北極点への氷上基地「ボルネオ・アイスキャンプ」を紹介します。 第4番目~6番目の記事は、平成30年度しらせ総合訓練・一般公開での日本極地研究振興会の広報活動を紹介します。しらせ一般公開は乗船体験ができる人気イベントで、どの寄港地でも多数の見学者がありました。当初の計画では、清水港、横浜港、苫小牧港、新潟東港、博多港、高松港の6港で一般公開が予定されていましたが、苫小牧港入港予定日の前日(9月6日)に最大震度7の北海道胆振東部地震が発生し、一般公開は中止となり、しらせは災害救援活動を行いました。また大型台風24号が西日本を縦断したために9月29日~30日に予定された高松港での一般公開も中止となってしまいました。博多港でのしらせ一般公開の様子を福岡大学理学部教授の林政彦さんが、新潟東港でのしらせ一般公開の様子を第39次・44次南極観測隊員だった小田幸男さんが紹介します。 7番目の記事は、シリーズ「南極観測隊の生活を支える技術」第15回で、「南極観測を支える海上輸送:その2、英雄時代以降の南極探検船」です。国立極地研究所極地工学研究グループの石沢賢二さんが、南極探検と領土権の問題について紹介します。 8番目の記事は、元朝日新聞社会部記者・柴田鉄治さんのシリーズ「南極観測隊エピソード:南極観測と朝日新聞その14、7次隊の帰途にあったこと、その3」です。昭和基地の西隣りのロア・ボードアン基地を訪問したエピソードを紹介します。 9番目の記事は、日本極地研究振興会常務理事・福西浩さんの「日本地球惑星科学連合フェローを受賞して」で、第11次南極観測隊でのオーロラ観測から始まった半世紀にわたる研究の足跡を振り返ります。 ○メールマガジン第15号目次 1.シリーズ「南極観測隊員が語る」第8回  オーロラの新たな謎に挑む  第59次南極地域観測隊員インタビュー  一般研究担当隊員 内田ヘルベルト陽仁  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7371 2.シリーズ「南極観測隊員が語る」第9回  南極越冬隊員の一番の楽しみは食事  第59次南極地域観測隊員インタビュー  越冬隊調理担当隊員 北島隆児 三原光司  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7401 3.シリーズ「極地からのメッセージ」 第12回  北極点への氷上基地「ボルネオ・アイスキャンプ」  冒険家 NIKI Hills総支配人 舟津圭三  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7426 4.平成30年度しらせ総合訓練と一般公開の紹介  日本極地研究振興会常務理事 福西 浩  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7441 5.博多港でのしらせ一般公開紹介  福岡大学理学部教授 林 政彦  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7464 6.新潟東港でのしらせ一般公開紹介  第39次・44次南極地域観測隊  小田 幸男  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7479 7.シリーズ「南極観測隊の生活を支える技術」第15回  南極観測を支える海上輸送 その2 英雄時代以降の南極探検船  国立極地研究所極地工学研究グループ 石沢 賢二  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7489 8.シリーズ「南極観測隊エピソード」第14回  南極観測と朝日新聞その14  次隊の帰途にあったこと、その3  元朝日新聞社会部記者 柴田鉄治  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7516 9.日本地球惑星科学連合フェローを受賞して  日本極地研究振興会常務理事 福西 浩  http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7524 ■2019年版南極カレンダーのご案内 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=7143 南極観測事業から得られた成果を普及するための事業の一環とし て、毎年「南極カレンダー」を作成し、販売しています。南極探検・観測の長い歴史の中の特筆すべき出来事が、その起こった月日に記載されており、また各月の写真についての解説もあり、カレンダーを見ながら南極について楽しく学ぶことができます。 2019年版は、第58次および第59次南極地域観測隊の隊員が撮影した最新の写真を使用して、南極観測隊の活躍と南極の自然の驚異をお届けします。各月の写真のわかりやすい解説記事も掲載しています。 現在発売中です。ホームページからぜひお申し込みください。 ■南極&北極の魅力講演会シリーズのご案内 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=4013 地球上で最も原生的自然環境が残された南極や北極。最近、南極や北極を訪れる観光客が急増しています。そこで南極・北極の自然に関心がある方や南極・北極を訪れてみたいと考えておられる方を対象にした講演会シリーズを隔月で開催しています。 第19回は、「南極の建物」というテーマで、2018年11月10日(土)10時00分~12時10分に日本印刷会館(中央区新富町)で開催されます。国立極地研究所の設営グループの石沢賢二が、「南極内陸基地の建物-風雪との闘い」というタイトルで、内陸の雪面上に造られた各国の南極観測基地を紹介します。また、第51次南極越冬隊に参加したミサワホーム(株)の秋元茂さんが、「南極昭和基地の建物とそれを支えるテクノロジー」というタイトルで、南極の厳しい環境に耐える省エネルギーの建物を開発した技術を紹介します。 南極の建物を知る貴重な機会です。ぜひお越しください。お申込みはホームページのバナー「南極&北極の魅力講演会」で受け付けています。 ■南極と北極の総合誌『極地』107号(オールカラー印刷)が9月に発行されました。 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=3031 特集は、「北極・南極から迫る地球温暖化」です。地球温暖化が最も急速に進行しているのが北極・南極地域です。この地域は地球温暖化を敏感にキャッチするセンサーの役割を果たしているだけでなく、温暖化を加速させることが分かってきました。最近の日本の異常気象も北極域の温暖化と密接に関連しています。そのために世界各国は北極・南極での調査・観測・研究活動を大幅に拡充しています。地球温暖化の過去・現在・未来を理解するための画期的な特集です。ぜひお楽しみください。 特集目次: 1.北極と南極を比較してわかる地球温暖化  山内 恭(国立極地研究所名誉教授) 2.北極域の温暖化とそのしくみ  吉森正和(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授) 3.暖かい北極・冷たい大陸ー日本への影響と予測可能性ー  猪上 淳(国立極地研究所准教授) 4.北極と南極における近年の氷河氷床変動  杉山 慎(北海道大学低温科学研究所准教授) 5.グリーンランドと南極の氷床コアが語る過去の気候・環境変動  東 久美子(国立極地研究所教授) 6.変化する環境の中で生きるグリーンランドのイヌイット  林 直孝(カルガリー大学准教授) 7.温暖化と北極に暮らす動物たち-飢えるホッキョクグマ-  神保美渚(北海道大学大学院獣医学院博士課程) 8.南極の気候変化とペンギン  高橋晃周(国立極地研究所准教授) 9.北極探検の足跡と極地観光-北極への飽くなき挑戦-  高橋修平(北海道立オホーツク流氷科学センター長) 定価は「本体1000円+税」です。アマゾンまたは(公財)日本極地研究振興会のホームページからご購入ください。 ■新規会員募集 http://kyokuchi.or.jp/?page_id=31(入会のご案内) 当財団は、平成25年4月の公益財団法人への移行を機に、“南極・北極域を活動対象とした唯一の公益法人”として、一般向け南極と北極の総合誌『極地』の発行、メールマガジンの発行、最新の南極・北極地図の刊行、講演会シリーズの開催、各種イベントの開催、南極観測船・砕氷艦しらせ一般公開での広報活動など広範囲な活動を展開しています。 これらの活動は会員の皆様のご協力とご支援によって行われています。当財団の活動にご理解とご賛同をいただき、ぜひ入会くださるようお願い申しあげます。 会員には維持会員と賛助会員の種別があります。 〇維持会員 年会費 4,000円 当財団の事業目的にご賛同し、維持会費を納める個人で、会費は会誌「極地」の購読や各種情報提供サービスに使用します。 〇賛助会員 年会費(1口年額)10,000円 当財団の事業目的にご賛同し、賛助会費を納める法人または個人で、会費は当財団への寄付金として扱い、研究者助成、教育者助成、研究成果普及、小中高教育支援、各種情報提供サービス等に使用します。 〇入会時の特典 (1)入会時に南極出版物などの進呈 (2)年2回発行の定期刊行物「極地」の無料配布 (3)財団が不定期に発行する地図、印刷物などの無料配布ならびに財団発行の単行本、写真集などの割引販売 (4)当財団のメールマガジンの配布サービス (5)南極・北極に関する講演会、シンポジウム、トピックスなどの最新情報の提供 入会のお申し込みは、当財団のホームページのバナー「入会のご案内」からお願いします。 ===================== 公益財団法人日本極地研究振興会 メールマガジン係 info@kyokuchi.or.jp =====================

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